日使頭祭(ひのとさい)とは
「献燈の儀」
日使頭祭とは、毎年4月に執り行われる春の例祭です。
平安時代の初めのころ、当宮より淀川の対岸にある現在の石清水八幡宮にも神さまを分けておまつりする為の御遷座祭として始まりました。
当時の日使頭祭は「南祭、藤祭」とも呼ばれ、「北祭(葵祭)」にも並ぶ大きなお祭りでした。
後に当宮は灯明として使われる荏胡麻(えごま)油の製造と販売の中心地「油座(あぶらざ)」として栄えるようになり、その時々の有力者が「日使頭(ひのかしら)」として祭を執り行いました。
現在も地元の方々ほか、日本全国より100社以上もの油脂業界の方々にご参拝頂いております。
今日では日使頭祭は、節目の春、4月に一年の厄除祈願や、皆様の健康や安全、学業の上達、お仕事の発展を願うお祭として行われています。
式典では献灯の儀、湯立の神事等を行います。
「湯立ての神事」