自玉手祭来酒解神社(たまてよりまつりきたるさかとけじんじゃ)
と離宮八幡宮

両神社は古来より関係の深い歴史を保ち今日を迎えております。

山崎には氏神様として自玉手祭来酒解神社(以下酒解神社)がありました。

平安時代、清和天皇の御代、貞観元年に国民の平安を願われた清和天皇は九
州の宇佐八幡宮より八幡神を京の都にお迎えになり、山崎に八幡神がお着きになった時、酒解神社にお仕えしていた神主がお迎えし、八幡宮が御遷座されました。

その時、酒解神社大神は八幡宮神殿に祀られました。


以後、春祭りは4月3日から6日まで八幡宮の日使頭祭(勅祭)、引き続き7日、8日が酒解神社例祭として催行されていました。

時代の変遷により、八幡宮の春祭りは現在4月初旬に、酒解神社例祭は5月初旬(新暦に移行)に催行されるようになりました。

両神社はこのように深い縁があり今日を迎えております。