宝塔礎石
寛永11年造替された時、宝塔のあったことが記されています
その礎石が現在社殿の西側にあり、遺蹟を明らかにしています
16個の礎石が4列に並んでいて、その周囲に緑廊の礎石が存しています
おおよそ間口、奥行きとも二間半ほどの宝塔でその周囲に3尺の緑廊があったと考えられます
之を本社境域古図のものと照らし合わせてみると現在の境域が往古の3分の1ほどにすぎず、いかに往古境内の大きく、荘厳なるものであったかを察することができます