そして命連は懐から鉢を取り出すと呪文を唱えました。 すると鉢は米俵1俵を持ち上げてふわり、ふわりと山崎の村の方へ飛んで行きます。 その鉢に続いて他の米俵も次々と浮き上がり 千石の米は全て山崎の長者の家へと飛んで行きました。 完